一人暮らしは魅力的、でもデメリットだってある!
実家を離れて一人暮らしすることが楽しみで仕方ないという人もいれば、不安の方が大きいという人もいます。
家族に何をとやかく言われることのない自由な暮らし、でもだからこそ自分で何もかも決めて自分で行動しなければならないのです。
これから一人暮らしを始めるという人は希望に満ちているかもしれませんが、実際に一人暮らしをすると親の存在って大きかった、ありがたかったと感じることが大きいという人も多く、ただ気軽というだけじゃ生活できない事を実感されるようです。
自由でもお金が必要、準備も大変・・・洗濯も料理も何もかも一人でこなすってこんなに大変なの?とホームシックになる人も多くなります。
メリットもデメリットもある一人暮らし・・経験されているみなさんにいいこと悪い事を聞いてみましょう。
一人暮らしのメリットは開放感
とにかく親がうるさくて早く一人暮らしをしたかったという人からすると、一人で暮らす事の開放感、自由さというのは非常に大きなメリットです。
生活の中で親から「帰りは何時くらいになるの?」「夕食は?」と効かれることもなく、帰宅が遅いと怒られることもない・・・何しろ自由になります。
何時にお風呂に入ろうが、どれだけトイレに入っていようが「早く出てよ」何て言われることもなく快適になります。
部屋のインテリアも賃貸ですから替えることに限度がありますが、それでも自分の好きなようにアレンジできる、これもまた自由を感じることです。
友達が遊びにきても家族に許可を取る必要がないですし、ささいなことでケンカが多かった家族がいないからここでも開放感・・・一人暮らしのメリットは自由、開放感があるという点が大きくなります。
またなんでも一人で行わなければならないので、時間の管理ができるようになりますし、家事も少しずつ出来るようになり、実家暮らしのままでは身に付くことがなかった能力を身につけることができるという事も大きなメリットです。
一人暮らしのデメリットは生活の管理が自分という点
何をするにしても家族って、親ってありがたい存在だったと感じる人が多いです。
朝起きれば朝ご飯が出来ていて、帰宅すれば夕ご飯がある、洗濯も洗ってたたまれているし、部屋もいつもきれい、でも一人暮らしではこれをしてくれる人がいません。
一人暮らしする時、親が費用を出してくれる場合は別として引越し、契約の際に必要な初期費用等、50万程度は必要で、家電製品などを含めるとそれ以上にかかります。
生活するにも水道光熱費、食費、生活必要品など全て自分で買うことになるのです。
親から仕送りしてもらっている学生でも、自由に利用出来るお金というのは少なく、また社会人で一人暮らしする場合、お給料からまかなうので月末になると金欠・・という事もたびたび起るようです。
自由に利用できる費用は格段に低くなります。
家賃に6万としても、水道光熱費に1万位(実際にはもっとかかる人もいる)食費に抑えても3万、日用品の購入に5000円位、さらにスマホ料金、インターネット使用費用、生命保険・・・・換算すると少なく見積もっても10万位、多くて15万位かかります。
ごみもたまっていきますので、可燃ごみの日、資源ごみの日にしっかり仕分けして出すことが必要となりますし、仕事に生活に・・・と時間に追いまくられていると、実家暮らしの友人とのお付き合いが疎遠になることもあるのです。
また友人が新しくできないと会話する相手がいない・・・という寂しい事も起ります。
電気のついている家にただいまーと帰宅すると「おかえり、遅かったね」と迎えてくれる家族がいない寂しさ、冷たい部屋に帰る侘しさ・・・これも一人暮らしのデメリットでしょう。