一人暮らし用ベッドの種類
一人暮らしをしている人の多くは、ワンルームや1Kなどの狭い部屋に住んでいることがほとんどです。
一人暮らしを始めるにあたって選択に迷うのが、「ベッドか布団か」ということです。
布団であれば、畳んで押入れに入れてしまえばスペースが有効に使えるというメリットがありますが、毎朝たたまなければならないため、出勤時間が早い人にとってはこれがけっこう面倒です。
布団と比べると、ベッドは毎朝いちいち布団をたたむ手間がなく、夜遅くに帰ってきてもすぐに寝ることができるというメリットがあります。
ベッドがある分、スペースはもちろん取られますが、下部に衣類などを収納できるタイプのベッドを選べば狭い部屋でも片付けがしやすくなります。
一人暮らし用のベッドには下部に引き出しがついている「多機能タイプ」の他に、シンプルなベッド、ソファベッドなどの種類があります。
多機能タイプのベッドはベッドヘッドが棚になっていたり、コンセントがついていたりするので、夜の寝る前に読書をする習慣のある人などにはピッタリです。
シンプルなベッドには収納スペースは設けられていませんが、その分軽くて動かしやすいので、部屋の模様替えが趣味の人などに向いています。
ソファベッドは昼間はソファとして、夜はベッドとして使用できるので、スペースを尊重したい人におすすめです。
予算や部屋の広さ、自分の生活スタイルなどに合わせて選ぶと良いでしょう。
一人暮らし用ベッドの選び方のポイント
一人暮らし用ベッドを選ぶ際には、まずベッドのサイズを決めることが大切です。
一人暮らしだからシングルベッドでいいのでは、と考える人もいるかもしれませんが、大柄の人ならセミシングルの方がくつろげます。
ベッドの多くはフレームとマットで構成されており、フレームには鉄製のものや木製など、さまざまなバラエティがあります。
日当たりの良い部屋で、冬は暖かいけれど夏は暑くて過ごしにくいという場合には、通気性の良いすのこベッドを選ぶのも一つのアイディアです。
また、ベッドに割くスペースを最低限にしたいのであれば、脚付きマットレスも人気があります。
脚付きマットレスはフレームがない分、ベッドがコンパクトになっているので、狭い部屋には最適です。
マットレスもいろいろなタイプのものが市販されていますから、予算などとよく照らし合わせながら好みのものを選ぶようにしてください。
マットレスで多いのは弾力性に優れているボンネルコイルあるいは体を柔らかく受け止めてくれるポケットコイルが使われているものです。
1日のうち4分の1〜3分の1の時間をベッドで過ごしているわけですから、できるだけ寝心地の良いマットレスを選ぶことが大切です。