網戸を張り替え前にやるべきこと
一人暮らしをしていると、障子が古くなってきたり網戸に小さな穴が開いたりして、張り替えたり修繕が必要になることがあります。
網戸の張り替えなどは業者に頼めばすぐにやってくれますが、DIYが好きな人は自分で張り替えてしまうのも楽しいものです。
基本的なポイントさえ押さえておけば、網戸の張替えは難しいものではありません。
しかし、上手に張り替えるためには周到な準備をすることが大切です。
網戸を張り替えるために揃えなければならないのは、新しい網戸シートと網押さえ用のゴム、ローラーとカッター、そして洗濯バサミやクリップです。
網戸シートにはポリプロピレン製の他にプラスチック製や金属製などいくつかの素材がありますから、ニーズに応じて選ぶようにしたいものです。
大きさも種類が色々あるので、家の立地などを考えながら選ぶと良いでしょう。
色はグレーが多いのですが、黒などの特殊なカラーをした網戸もあります。
網戸シートは、専用のゴムを使って枠に止めていきますが、ゴムは劣化しやすいので、網戸を張り替えるのなら新しいものを購入するのがおすすめです。
網押さえゴムで枠に固定することも考えて、網戸シートは実寸よりもやや大きめの寸法のものを買い求めることも忘れてはいけません。
これらの網戸を張り替えるのに必要な素材は、ホームセンターで手軽に入手することができます。
網戸の張り替え方
材料を揃えたら、いよいよ作業に取り掛かります。
まず網戸を外したら、網押さえゴムのある方を上にして水平な場所に置きます。
この時、新聞紙を下に置いておくのを忘れないようにしましょう。
網押さえゴムの継ぎ目を探したら、ゆっくりと引っ張りながら外していきます。
ゴムを外し終わったら古い網戸を外します。
次に、買って来た新しい網戸を枠の上に置き、洗濯バサミなどで固定します。
この時に、網戸の目が枠と平行になっているかどうかを確認します。
網戸用ローラーなどを使って網押さえゴムを溝にはめていくのですが、ゴムの端は角に持って行かずに5cmぐらい折り曲げ、L字の状態で始めるのがコツです。
ちなみに右利きの人は右回り、左利きの人は左回りにゴムをはめ込んでいくときれいに仕上がります。
一度たるんでしまった網戸は、後から引っ張ることはかなり面倒ですので、洗濯ばさみなどでしっかりと網を固定し、たるまないように注意しながら作業していきます。
ゴムを設置し終わったら、余って外にはみ出している部分の網をカッターでカットします。
網戸はいつも雨ざらしになっており、ほこりなども付着しやすい部分ですから、網戸を張り替えたらこまめに掃除をしていつもクリアな視界を保てば、窓から見るいつもの景色もよりきれいに見えます。