普段何気なく使っている水道・・・ええ?料金ってこんなにかかるの?
ふだんは水道光熱費を全てご両親が支払ってくれているので、何気なく使っている水道にもお金がかかるのだという事を意識しにくいのです。
そのため一人暮らしすると、電気、ガス、水道・・・こんなにもかかるのかとびっくりされるかたが多いのが現状になります。
学生、新社会人となって一人暮らしを始めて1ヵ月、すると電気代やガス代、水道代などが口座からひかれていく形になるのです。
そこではじめて「そうか、水道もガスも電気も、全部お金がかかるんだ」と初めて認識する人も多くなっています。
市区町村によって違う水道料金
市区町村によって水道料金の料金形態が違いますが、基本的に、水道の基本料金にプラス、流量で計算され水道料の請求が来ます。
一人で暮らす場合、水道の利用が少なく基本料のみで済むという事も可能です。
水道の基本料金にはその基本料金の中に水道使用量分の料金が含まれていて、それを超えた場合に、流量によって請求がプラスされるという事になります。
電気やガスの場合には、基本料金にガスや電気の使用量が全く含まれていないので、「使った分」かかるのです。
基本料金中にどのくらいの使用量が含まれているのか、その他単位当たりの金額がどのくらいになるのか、これは各市区町村によって異なります。
ものすごく安く利用出来るところもあれば、こんなに高いの?とびっくりする地域もあるのです。
東京と横浜を比較、ここでも違いがある
東京23区内で、月6㎥、隔月12㎥の利用した場合、上水道に1905円かかり下水道に1209円かかるので合計で3114円ですが、横浜市の場合には上水道が1706円、下水道に1360円で3066円です。
月8㎥で隔月16㎥利用した場合には、東京は上下水道あわせて3209円になりますが、横浜市の場合、16㎥まで「基本料金に流量が含まれている」ので、隔月16㎥利用しても料金は変わらず、3066円のままになります。
基本料金に含まれる使用量によって水道料金に違いがあるという事を理解いただけたと思います。
一人暮らしだとどのくらいの水道流量を利用するのか
浴槽に湯を入れて、料理等も行って一人暮らしの平均水道使用量はひと月、6.8㎥くらいといわれており、通常水道料金は隔月ごとの請求となるのでだいたい、12㎥から13㎥くらいです。
1日だいたい200L以上利用している計算になり、思っているよりも水道は利用しているのだなという事が理解できると思います。
特に水道を多く利用するのは浴槽に入れる湯量ですが、ユニットバスでも一般的に156L位は入るのでかなりの量を浴槽の湯で利用していることがわかります。
お風呂の湯を節約することや、トイレの水の流し方などに気を配ると、水はかなり節約することが可能です。
元栓からの水の入り具合を狭くしておき、蛇口を全開にしても元の水の流れを制限できるようにしておくことで無意識に水を多く利用することはなくなります。
水道の元栓を少しきつめにしめておくと蛇口から出てくる水の量が制限されるので、これはかなり節約になります。