引き締め効果が強い黒・・空間を様々に引き立ててくれる色
洋服でも引き締める効果が強い黒が好きという人は多いと思います。
黒はぐっと引き締める効果、引き立てる効果、またインテリアの中では非常に使いやすい色で、印象的に空間のイメージを変えることができる便利な色です。
都会的な空間にしたいという場合にも黒を利用すると洗練されたイメージにできますし、スタイリッシュにしたい場合にも、黒をアクセントカラーとして利用することで非常におしゃれな空間に仕上がります。
ただ喪の色でもあるので使い方によっては暗く感じることもあるので注意が必要な色です。
黒という色の特徴は光を吸収する色
白、グレーと同じように彩度を持っていない色が黒です。
白はすべての光を反射する色ですが、黒は逆に光を吸収しほとんど反射しないという特徴を持っています。
白い光は存在しても黒い光は存在しない、でも光沢を作る事が可能です。
例えばピアノ、黒が多いのですがほとんどが光沢のある黒で、非常に気品を感じさせてくれる色になります。
喪に利用する色は光沢のない漆黒ですが、慶に利用する場合には光沢のある黒で、このことからも黒という色の特徴がわかるのです。
インテリアに黒を持ってくるのはちょっと難易度が高い?
黒はそこにあるだけで強い存在感を放つので大きなインテリアに利用するのは難しいと考える人が多いです。
でも近頃多くなっているマット感のある黒はそれほど「黒」を主張しないのでインテリアに利用しやすくなっています。
マット系の薄めの黒を壁に利用するとシャープさが薄れて柔らかいイメージになり、ここに間接照明などを利用すると非常に温かな印象です。
絵画や写真などを印象的に飾りたい時、マットで薄めの黒を利用すると非常におしゃれになります。
子供部屋に人気の高いブラックボードを利用しよう
子どもはダメと言っても壁に落書きをして親御さんを困らせるものですが、思い切って大きめのブラックボードを壁にはってチョークでいくらでもお絵かきできるようにしてもいいでしょう。
少し大きくなったら計算する時、まさしく黒板の様に考えては消し、考えては消しながら考える事が出来ます。
親御さんに「明日お弁当」とメッセージをいれたり、ケンカしたときには「ごめん」と書く場所として利用してもコミュニケーションが豊かになりそうです。