一人暮らしの賃貸物件を探すときの手順
まずはどのエリアに住むかを決めなければ、賃貸探しをスタートすることができません。
大学の近く、職場の近く、実家の近くなど人によって考え方は様々です。
通勤や通学の利便性を重視するのであれば、大学や職場にアクセスしやすいエリアを選びましょう。
ただし、家と学校・職場の往復をするだけの生活になりやすく、また学生であれば好立地のたまり場になってしまう可能性を考慮する必要があります。
お洒落な街に住みたい、都市部へ行きやすいエリアを希望される方もいますが、その場合は家賃が高くなる傾向がありますので予算と相談しなければいけません。
特に女性は治安の良さ、セキュリティー面も重視しなければいけないため、昼と夜の雰囲気もしっかり把握しておくようにしましょう。
住みたい場所が決まれば、不動産会社をあたって自分の条件にあった物件を探し、内見をして契約という運びになります。
賃貸を探すタイミングは?
進学や就職を機に引っ越しをするシーズンとして、3~4月が最も多い時期になります。
この時期になると、賃貸物件もいい物件はほとんど埋まってしまっていますので、人気物件には出会えなくなる確率が高いです。
また、春の新生活に向けて探し出す1月、転勤や結婚を迎えることが多い10月も賃貸の需要が高まる時期になります。
賃貸を探すタイミングとして、いい物件をゆっくり時間をかけて探したいという方は、不動産会社のオフシーズンである7~8月あたりが狙い目です。
物件探しの条件の考え方
賃貸を探す際、条件を絞っていくにはどのように考えればよいのでしょうか。
賃貸物件選びでは、家賃、間取り、立地の3つの条件から考えるのが基本とされています。
もちろん、他にも治安や水回りなどいろいろな条件がありますが、この3つで絞り込んでからオプション的に条件を追加すると物件が探しやすくなります。
家賃は人によって異なりますが、東京の一人暮らしであれば、間取りは1Kというケースが多いようです。
立地条件は最寄り駅から徒歩10分以内、つまり約800m以内という計算になります。
賃貸の家賃は収入の2.5割から3割以下というのが目安になりますので、ご自身の収入から予算を割り出してみてください。
賃貸を探すときの注意点
いまやほとんどの人が物件探しにインターネットを利用しています。
ですがインターネット上の情報には、すでに契約済の物件や、募集が行われていない物件のような、顧客を釣るためだけの物件が混じっていることがあるため注意が必要です。
不動産会社としては集客のためのおとり物件であり、来店してもらうことで他の物件を紹介するというテクニックです。
情報収集はしっかり行い、後悔しない賃貸選びをしましょう。