カップルに最適な賃貸物件を探す方法

カップルに最適な賃貸物件を探す方法

部屋を探す前にすべきこと

まだ結婚しているわけではないけれど、同棲するための部屋を探しているというカップルの場合、賃貸契約を結ぶ上でいくつか知っておかなければならないことがあります。
まず賃貸物件の世帯主についてですが、世帯主になるのはカップルのうちのどちらでも構いません。
二人ともが住民票を取り寄せて世帯主になることも可能です。

光熱費などの名義に関しては、二人の名前を載せるわけにはいかないので、あらかじめどちらにするかを決めておきましょう。
大家さんの中には同棲を禁止している人がいますので、不動産会社で物件を探す際、最初に同棲目的であることを明確に伝えておいた方がいいでしょう。
下手に隠しておくと、後からトラブルになることがあります。
特に「二人入居可」と書かれていない物件の場合には、一人暮らしのふりをして部屋を借りてしまうと契約違反になりますから要注意です。

家賃に関しては、二人の手取り月収の3分の1以内に抑えておくのが目安です。
なお、家を見学する際には必ず二人で行くようにしましょう。

お互いの職場から通いやすい場所に部屋を借りることも、大切なポイントです。
カップルの片方に合わせて部屋を選んでしまうと、もう一人の方がストレスになって仲がギクシャクしてしまうことにもなりかねません。

カップルにおすすめの間取り

カップルにおすすめの間取りは1LDKまたは2Kですが、いくらカップルといっても別々の時間を大切にすることも重要なので、部屋が2つある2Kの方がおすすめかもしれません。
2Kであれば、ひとつを居間、もうひとつを寝室にすることができます。
こうすれば生活リズムや時間帯が異なるカップルでも、お互いにリラックスして生活することができます。

とはいっても、2Kは1LDKよりも家賃が高くなりますから、無理のない範囲で物件を探さなければなりません。
二人で生活していくとなると、家賃の他に光熱費などもかかるわけですから、そのぶんもきちんと計算して2Kにするか1LDKにするかを決めましょう。

カップルのタイプ別で部屋を探す

一口にカップルと言っても、共働きのカップルや、片方だけが働いているカップルなどさまざまなタイプがあります。
カップルのタイプ別に上手に部屋を探せばお互いのストレスも少なく、幸せな生活を営むことができます。
結婚を前提として同棲するカップルで、女性の方が同棲を始めるのと同時に仕事を辞める場合には、その分収入が異なってくることも頭に入れておきたいものです。

カップルのうちの一人、または両方が在宅勤務をしている場合には1LDKでは何かと手狭なので、必ず2K(できれば2LDK)の物件を選ぶようにしましょう。
お互いに学生で同棲する場合、親に負担をかけすぎないようにすることも大切なポイントです。